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ボストン美術館展

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ボストン美術館 日本美術の至宝展』に行ってきました。

朝、HPの入館者情報をチェックすると、40分待ちとのこと。午後からならゆっくり見れるかなと思ったんですが。

着いたのは3時。待ち時間は30分。今週で終わるので、結構混んでいるようです。

この展覧会の目玉は、曽我蕭白の「雲竜図」と「仏画」に「二大絵巻」だそうです。

中谷美紀さんの声に導かれて観覧を進めていきました。

平安時代に描かれた仏画にくぎ付けに。とても美しく凛としたお姿なのでした。

仏像には心奪われ、吉備大臣の絵巻物にはちょっとほほえましく思ってみたり、琳派 や狩野派の絵画、美しい模様が施された衣装、そして最近話題の曽我蕭白

(蕭白の雲竜図、大きくてもちろん迫力のあるものでしたが、もと襖絵とのことなので実際には部屋の3面に描かれていたと思うのです。胴体の部分が失われているのですが、3面にこれが描かれた部屋で見てみたかった。ものすごい迫力を感じたと思います。)

どれもこれも本当に重量級という言葉がぴったり。外国帰りという先入観があるせいか、新鮮で斬新に見える作品が多かったです。

そして、作品はみなとてもきれいなんです。大切に扱われてきたのでしょう。

実際、ボストン美術館では今回の開催にあったってほとんどの作品を5年間にわたって公開を控え準備をしてきたとか。

保存、修復にかける情熱もさることながら、それにかかる費用も相当なものだと思います。

これほどの作品が海外に行ってしまい、日本人である我々はめったに見ることができない。悲しいと思う気持ちもありますが、中谷美紀さの解説を聞いていると、よく残してくれたと感謝してしまいます。

「廃仏毀釈」の嵐の中、多くの仏教寺院が破壊され、貴重な仏像、仏画などは薪となって燃やされたり、打ち捨てられたりしていましたが、そんな中、価値を知る外国人によって買い集められていったのです。

 

 

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